2019/09/17 21:51

植物の誕生は、今から35億年前と言われています。植物が誕生するまでは人類にとって必要不可欠な酸素は、ほとんどなかったと言われています。皆さんも小学生の頃に習った、植物の光合成によって酸素は少しずつ増えていきました。今と同じくらいの酸素濃度となるまでに要した期間は約30億年…途方も無い時間ですね!今私たちが当たり前のように呼吸し、生きているのは植物のおかげと言っても過言では無いですね!

光合成は、太陽の光を活用し、二酸化炭素と水から炭水化物を得る働きであり、酸素はこの働きの中で余った廃棄ガスのようなものでした。人類にとってはありがたくても、その頃地球上に存在していた微生物にとって、酸素は必要の無いものどころか有毒なものだったので植物は厄介者だったようです。
植物は、人類にとって、もう一つ重要な変化をもたらすこととなります。それは、オゾン層の形成です。酸素は紫外線に当たるとオゾンに変化し、それが上空に集まってオゾン層を形成しました。
現代にとって植物は、食べ物や趣味などで関わることが多くなっていますが、人間のもっと根本のところで大きく関わっていいたのですね!